1992-12-01 第125回国会 衆議院 内閣委員会 第1号
これはいわゆる他国に脅威を与えない、専ら領域保全に限定した防御的防衛、非挑発的防衛構想です。いわゆる防御的、武力は持つが自分からは出ていかず、外部からの侵略にだけ対処する、こういう観点からいきまして、各国におきましても軍事力を削減していく、そういう動きがございます。
これはいわゆる他国に脅威を与えない、専ら領域保全に限定した防御的防衛、非挑発的防衛構想です。いわゆる防御的、武力は持つが自分からは出ていかず、外部からの侵略にだけ対処する、こういう観点からいきまして、各国におきましても軍事力を削減していく、そういう動きがございます。
防御的防衛とか攻撃不可逆的防衛とか、要するに攻撃しようと思ってもできない、防御専門の防衛システムという考え方が平和学会の人たちから逆に提案されたりしている。
私は、防衛費を削減し、我が党がかねてより主張している防御的防衛へと防衛政策の基本を転換することを要求いたします。 総理は、冷戦終結後の我が国の防衛政策のあり方をどのように考えておられるのか、お示しいただきたい。
基盤的防衛力整備構想にかわる一つの哲学あるいは防衛戦略としては、防御的防衛とかあるいは非挑発的防衛とかという形でいろいろあるわけでございます。ですから、私は、我が国防衛政策を立案するに当たっての基本的な考え方、哲学というものについて、基盤的防衛力構想しかないんだということじゃなくて、もっと真剣に前向きに取り組んでいただきたい、このように申し上げたいと思うわけでございます。
公明党は、国際情勢のこの歴史的な変化に伴い防衛計画の大綱を抜本的に見直し、新しい時代にふさわしい領域保全に限定した防御的防衛に転換すべきであり、防衛費の大幅削減と自衛隊の縮小を今こそ決断すべきことを主張してまいりました。今日の国際情勢の動向、全地球的な安全保障に取り組むことの重要性の認識の高まり、また国民世論からも、この主張はますます必然性を持ってきたものと申せましょう。
さて、米ソのニューデタントからアンタントとまで言われる時代をもたらした主要な要因は、幾つかあるでしょうが、その一つは、多額な軍事費による経済の破綻という経済的要因であり、さらには、ヤルタ体制以来の行き詰まった軍事抑止論を清算し共通の安全保障観、いわゆる防御的防衛等の政策に改めるという政策的要因からでありましょう。
私は、こうした今日のニューデタントをもたらした背景には、増大する軍事費が国民経済に重圧を与えたという経済的要因と、行き詰まった抑止論から脱却し、共通の安全保障観、いわゆる防御的防衛等の安全保障政策に変えるという政策変更という二つの要因があると思います。この平和軍縮の流れはもう押しとどめることはできません。
ヨーロッパでは、特に西独なんかでは、もう限られた予算を効率的に使おうというので、非挑発的防衛とか防御的防衛とか、既に公明党では専守防御という、ハリネズミ論とこう言われましたが、むしろ攻撃よりも防御主体の自衛隊論を出しましたけれども、そういうことがヨーロッパでは平和学者の間で防衛戦略が議論されておる。それが何か日本では、旧態依然として防衛庁が、次の計画はまだ言えません、総額はわかりません。
全体としまして、産業調整というのを、防御的、防衛的と申しますか、後ろ向きに行うのではなくて、OECDでも最近言っておりますけれども、積極的な産業調整ということで、できるだけ国際分業あるいは国民のニーズにこたえるような前向きの産業構造に積極的に持っていくという一つの政策体系が必要であるというふうに考えております。
もしそうなるとすれば、そこに自主防衛というものだって、すれすれとあなたはおっしゃる、防御的、防衛的、あるいは国内の治安、そういう意味の兵器と攻撃的な兵器とすれすれ、紙一重とあなたはおっしゃるけれども、紙一重だといって三千七百キロもあるようなF4Eファントムを持った。